【画像アリ!!】ビニール袋の中で氷上釣りをする人々。自分の吐息で中は暖かくなるらしい・・・。

アスタナは、モンゴルの首都ウランバートルに次ぎ、世界で2番目に寒い首都とも言われる。この町で写真家が注目したのが、氷上で魚を釣る人たちの奇妙な習慣だった。

アスタナの町を流れるエシム川では、スズキやコイの仲間を狙う人たちが氷に穴を開け、1日中糸を垂れている。彼らは、マイナス30℃にもなる寒風から身を守るため、ビニール袋をかぶって釣りをしているのだ。使っているのは、捨てられた米袋や食料品店の袋といった拾い物。風よけになるだけでなく、自分の吐く息のおかげで暖かい。

撮影に際し、コンドラチェフ氏はテントまで歩いてビニール袋をノックした。ビニールに触れただけで、中の人が飛び上がるほど驚くこともあった。大半の人は、顔がはっきりと写る写真を撮るのだと勘違いして撮影をいやがったが、自分が写したいのはビニールのテントだと話すと、釣り人たちはおかしなことをするものだと言いながらも、撮影を許可してくれた。

コンドラチェフ氏が見たところ、釣り人の多くは高齢で、何十年も釣りを続けてきたような雰囲気があった。彼らがここにいるのは魚を釣るためだが、氷の上にしゃがんだその姿は、ある種の瞑想のようで、静かで孤独な時が流れているように感じられた。

写真家のレンズを通して見た釣り人とビニール袋は、また別のイメージをかき立てた。まるで忙しい芸術家が適当に作った人間の像のように見えるのだ。

「私が興味を引かれたのは、この即席シェルターの材料と芸術的な形が、偶然にも彫刻のように機能している様子です」とコンドラチェフ氏は言う。新しく華やかなものに夢中になっている町で、古典的で控えめなものが想定外の美しさを発揮した芸術と言えるだろう。

引用:NATIONALGEOGRAPHIC

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