ブラックバスの驚くべき能力。1度掛かったルアーは覚えてる!?ハードルアーよりもソフトルアー(ワーム)の方がスレにくい!!

バスは移入種にも関わらず全国の湖沼へ分布し、高い適応能力を見せている。

それが良いか悪いかは別問題だが、一言いえるのは、バスが他の魚に比べて生き延びるための能力を非常に高いレベルで持っているということである。

そこで今回は、ブラックバスが持っている驚くべき能力について解説していこう。

ブラックバスの学習能力

バスは頭がよく、一度かかったルアーは覚えているようだ。

一度釣り上げてリリースしたり、バラしてしまったバスは、同じルアー(似たカラーや動きも含む)が目の前に来ても警戒して興味を示さない。

この状態の魚を「スレた」と表現し、ルアーに慣れてしまったバスをスレバスと呼ぶ。

フロリダ大学が、閉ざされた水域において同じルアーを使って12日間の実証実験を行ったところ、初日と最終日で釣れる魚の数に約10倍もの差がつくという結果が出た。

これは、バスがルアーを覚えて警戒したからに他ならない。

では、バスがルアーの姿をいつまで覚えているのかというと、おおよそ3カ月ほどだと言われている。

あくまでも同じ系統のルアーに対してスレるわけだから、3カ月間全く釣れなくなるわけではない。

一つのルアーにこだわらず、釣れないときは何度も試してみることだ。

ちなみに前述の大学の研究によると、ハードルアーよりもソフトルアー(ワーム)の方がスレにくいという実験結果が出ているようだ。

バスの視覚

バスは他の多くの魚と同様に身体の側面に眼がついているため、真後ろや真下以外の広い範囲を見ることができる。

ただし、バスの視力を人間の視力に換算すると、わずかの0.2程度!濁りのある水中などではほとんど何も見えていない状態であると考えられる。

それでも瞬間的に物体の形状を把握する能力や、動く物体に反応する動体視力が優れているため、ベイトを捕食することができる。

バスがルアーにアタックするのは、よく見えない状態でとりあえずエサに似た動きをするものに食いつくからだ。

バスの色覚

バスが色を見分ける能力については諸説あり、確かなところはわかっていない。

しかしながら、研究結果によると、光の波長を認識するための錐体細胞は、人間が赤、緑、青の3種類に反応する能力しか持たないのに対し、バスはその3種類に加えて紫の光の波長を認識することができるという。

テレビなどは人間が認識できる、いわゆる光の3元色によってフルカラーの再現ができているが、バスはさらに人間が見ることのできない紫外線の領域までもを見ている可能性が高い。

色を認識できるということは、ルアーのカラーの違いは大きな意味を持つ

しかし、バスがどの色を好むのかはいまだにわかっておらず、また、状況次第で好みが変わることもあるだろう。

その日のアタリカラーを見つけて、自分だけの大物を釣るのもまた、バス釣りの醍醐味と言えるだろう。

バスの聴覚

バスをはじめとした魚類の多くは、人間の聴覚器官と似た仕組みを持つ「内耳」と、身体の側面にある「側線」の2つの器官によって音を聴き、反応する。

バスが聴くことができる音の周波数は、人間のそれと比べるとかなり限定的ではあるが、音(振動)は空中より水中の方が何倍も伝わりやすいため、当然人間の足音や話し声などもしっかりとバスに伝わってしまう。

足音や話し声は、ルアーの着水音などと比べるとバスの警戒心を刺激しやすい。釣り場へはそっと近づき、静かに釣るのがマナーだ。

一方で、ラトル入りルアーなど「あえて音で誘う」ルアーも存在する。

バスの嗅覚

バスは基本的に視覚と聴覚によって獲物を探しているが、その次に頼るのが、獲物のニオイを感じ取る「嗅覚」であると言われている。

その能力はなんと人間の1000倍以上!!数十メートル離れたところにあるエサやルアーのニオイをかぎ分ける能力を持っている。

バスが好むニオイは当然ベイトのニオイである。

ニオイ付きワームやニオイをつけるフォーミュラもバスの好みを研究して生まれたものであり、バスの嗅覚を刺激するニオイである。

逆にいうと、自然界に存在しないニオイには強い警戒心を示すので注意が必要だ。

例えば日焼け止めクリームや虫よけスプレーなどのニオイが移ったルアーだと、食いつく可能性はかなり低いと思ってもよいだろう。

まとめ

今回は、バスの優れた能力について解説してきた。

基本的にブラックバスは、人間と比べて視覚以外は優れていると思っても良いだろう。

これからバス釣りの腕をさらに上げていくためには、バスの習性を知ることは必須。

他にもブラックバスについて書いた記事がいくつかあるので、参考にしていただけたら幸いだ。

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